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L'Homme Que J'Aime ("The Man I love," 僕の愛する彼:フランスTV映画、1997年)

       

ーーあらすじの続きーー

リュカのお父さんはお医者さん。二人はそんなに近しい親子関係ではありませんが、あるとき、お父さんはマルタンと一緒にいるリュカを見ます。そして、マルタンがエイズ患者であることを告げます。 それを聞いてもリュカはひるまず、むしろ先が長くないらしいマルタンのために尽くそうとします。そんなリュカに会ったマルタンのお母さんは、マルタンを傷つけるようないい加減な気持ちでは付きあってほしくないと言います。リュカが最初は嫌がりながら、でも、そのうち陽気そうなマルタンに魅かれていって、付きあうのが ほほえましい感じです。ガールフレンドとはうまくいかなくなりますが、彼女には本当のことは言わず「しばらくだから待ってほしい。帰ってくるから。」と言います。 (悪く言えば優柔不断なのかもしれませんが)リュカの戸惑いと暖かさ、人のよさが伝わってくる映画です。→→元に戻る

[2006年010月16日]

藍色大門 Blue Gate Crossing(ブルー・ゲイト・クロシング:台湾、2002年)



ーーあらすじの続きーー

ある日、Lin YuezhenはMeng Kerouの名前を使ってZhang Shihaoに手紙を書きます。Meng Kerouは彼に手紙を書いたのはLin Yuezhenだとはっきり言いますが、彼は信じません。そして、自分の名前を使って手紙を書いたLin Yuezhenをなじり、二人は前のように一緒にいることがなくなります。

しかし、それ以後Zhang Shihaoは、学校で、自転車の通学途中で、また彼女の母親の食堂に行き、彼女と話す機会を持とうとします。彼は水泳大会で勝つことを目標にしているかっこよくて、さっぱりしていて、ものおじしない明るい男の子です。そんな彼に彼女はあなたを好きになることはないと言います。彼女は時々体育館の柱の壁に「自分は女の子で男の子を好きになる」と落書きします。

ある夜、Zhang Shihaoとプールで会ったMeng Kerouは、彼に何か秘密はないかとたずねます。彼は正直に自分の「たわいない」秘密?を彼女に言います。それから、彼女は彼に私の秘密は・・・・と打ち明けます。

その後、Meng KerouはLin Yuezhenとの友情を回復し、彼女に頼まれて、彼女がZhang Shihaoと会って話せるように取り持ちます。Lin Yuezhenを家まで送って行ったとき、Zhang Shihaoはこれから付き合えるかと聞かれますが、はっきり断ります。彼はその後もMeng Kerouの母親の店に行ったり、電話して水泳大会を見に来てほしいと頼んだりしますが、Meng Kerouは水泳大会が終わるころやっと行きます。

そのすぐ後会った二人。Zhang Shihaoはこれから何年か経って、男の子を好きになることがあったら、自分を思い出してほしいとMeng Kerouに言います。それを聞くMeng Kerouはあたたかい気持ちになります。→→元に戻る

[2005年3月26日]

17歳的天空 Formula 17 (フォーミュラー17: 台湾、2004年 )

ーーーあらすじのつづきーーー

それから周小天は小字の家にいそうろうし、スポーツクラブでの仕事も紹介してもらい、働き始めます。小字は他の友人二人に相談して、何とか周小天に性体験させようと努力します。周小天が家にいるとき、筋肉粒々の配管工をよこし、迫らせますが、結果は周小天が愛読している「恋愛とセックス」の本を一緒に読むことで終わります。

そのスポーツクラブには白鐵男も時々来ます。彼はなぜか精神科医に通っているみたいで、そこで彼はだれかに恋をしているのではないかと言われます。相手がだれかわかるからと、鏡を使ってキスする練習するようにとかマネキン人形を使って練習するように言われ、等身大の人形をもらって家に帰ります。その途中の交差点で彼は周小天に会い、そこにたまたまいた中年の男(ゲイでボーイフレンドを待っている)がコミュニケーションを取り持ってくれて、話をし、(白鐵男の)名刺を渡すことができます。

その後、スポーツクラブで会った二人は一緒に出かけ、アイスクリームを食べながら話をすることができます。それからしばらくして周小天は白鐵男の家に行きますが、家の前で幸運のコンドームを落として探しています。そこへ白鐵男がマネキンを捨てようと出てきます。その時、周小天が「しらないふり」はやめようと言って、二人は抱き合います。しかし、周小天が目を覚ましたとき、白鐵男はいませんでした。そこに、白鐵男の友人がきて、説明はしにくいが白鐵男は今彼の所にいると言います。周小天は「こんな誤解は二度と起きない」と言って格好もあまり気にせずその場を去ります。

小字の体験も伏線としてコミカルに描いてあるのですが、小字はほかの二人と相談して、どうにかして周小天の恋愛を遂げさせようと白鐵男の問題を探りに行きます。その間に、がっかりした周小天は田舎の家に帰ろうとします・・・ →→元に戻る

[2005年02月11日、2006年7月23日変更]

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